新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、本学も社会の一員として協力しようと卒業式・修了式の中止を決断しました。学生生活最後のお別れができなくなったことは大変残念ですが、本学の建学の精神「礼節・勤労」はどちらも自分本位で考えるのでなく、他人や社会のことを考えて行動することです。学生生活の最後をそのことを考えて閉じるのも意義深いことかなと考えています。
母校はいつまでも忍ヶ丘に立ち尽くします。明教庵の大楠はいつでも皆さんを優しく包み込んでくれるでしょう(明治の昔から子ども達を優しく見守ってきました)。自分の足跡をたどりたくなったとき、遠慮せずにいつでも母校にお立ち寄りください。「あのコロナの時の卒業生です」と。待っています。
学長 宗和 太郎