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学生生活上の注意

学生生活上の注意

 健康で安全な学生生活を送るためには、皆さん一人一人が生活全般に十分な注意を払い、責任や自覚を持って行動しなければなりません。

次に示すことは、学生生活において特に注意したい事項についてまとめたものです。あらかじめよく読んで、その内容を理解してください。

なお、本学学則第60条には懲戒処分の定めがあります。期末試験等の不正行為などをはじめ、本学の学生としての本分に反する行為を行った場合は懲戒処分(退学、停学及び訓告)の対象になります。

日頃から地域社会の一員として良識ある行動を心掛け、地域のルールや公共の場でのマナーを守り、有意義な学生生活を送ってください。

公共のマナー

 毎日の通学においては、自動車やバイク、自転車等での通学や保護者の送迎、公共交通機関を利用して来学する学生と様々です。しかし、残念ながら一部の学生が公共のマナーを守れず周囲の方々に対して迷惑となっていることが指摘されております。

 本学周辺の路上は幅が狭く、駐車禁止となっています。路上に駐車し、放置していると法定駐車違反となります。違反駐車は交通事故を誘発する原因にもなり、近隣にも迷惑をかけることになります。決められた駐車場を活用してください。交通ルールを十分に理解し、社会の一員として運転に責任をもち、交通法規を遵守した安全運転を心掛けましょう。また、自転車は道路交通法でヘルメット着用の努力義務が課せられました。自分の身を守るためにも着用しましょう。

 電車やバス利用などの公共のマナーは、意識して行動しないと、結局、周囲の人へ迷惑な行為(不快に感じさせる行為)をしていることになります。(例えば、待合の並ぶ列に割り込みをしたり、待つ列が長蛇になり他の通行の妨げになることや車内の混んでいる時に荷物を置いて横の席を使う、座席に足を広げて座る、車内で携帯電話で話す、車内でヘッドホンから音が洩れる、車内でのお化粧などです。)多くの学生がマナーを守って生活している中で、「一部のために全体が(マナーが)悪い」という印象を持たれることも認識しなければなりません。つまり、「自分がこうすることで不快に思う人がいるかもしれない」と考えられる想像力を持って行動することを心がけましょう。

情報の取り扱い(SNS)に関する注意

 学生の皆さんはSNSを利用する機会が多くあると思います。情報を発信する行為には、責任とリスクが伴います。InstagramやTikTokをはじめとするSNS上での発言には十分に注意してください。その手軽さゆえに情報を発信しやすくなっていますが、軽率な発言、書き込みによって、大きなトラブルにつながるケースが増えています。無責任なコメントや、他人のプライバシーに関すること、誹謗中傷などを発信することで、他者を傷つけたり、権利を侵害したりするようなことがあってはいけません。特に実習において施設や企業から得られた内部情報に関する内容であっても同様です。非公開のアカウントであっても情報が広まる可能性があります。

 一度発信した内容は完全に取り消すことはできません。場合によっては自身の将来(就職等)にも影響しかねませんので、自分の発言に十分責任を持ってください。

 学生便覧「SNS利用についての遵守事項」を理解し、学外活動や私生活においても、本学の学生として情報倫理を遵守してください。

薬物に関する注意

 昨今のマスメディアの報道にあるように、大学生の大麻等に係る容疑で摘発されるケースや逮捕されるという事件が後をたちません。

 大麻等の薬物には脳の働きを抑制し、時には幻覚や妄想といった症状が出現することもあります。常習することにより薬物依存が生じ、薬物なしにはいられなくなります。

「1回だけなら大丈夫」という安易な気持ちやファッション感覚で手を出したり、「ストレスに効く」などと言葉たくみに誘われても、はっきりと断りましょう。

 学生の皆さんは既に理解していると思いますが、大麻等の薬物の不法所持、大麻の種子を購入して栽培することは「違法行為」にあたります。「軽い気持ちでやってしまった」、「すぐにやめられると思った」といった言い訳は通用しません。薬物は有害であり危険であるという意識をもって絶対に手を出さないようにしてください。

飲酒に関する注意

 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。学内での飲酒もかたく禁じます。本学は違法行為に対しては厳正に対処します。また、20歳以上であってもイッキ飲みや飲酒の強要等のアルコールハラスメント、飲酒運転(自転車含む)は絶対にしてはいけません。

 サークル活動や友人たちと食事をする際、ちょっとした油断や不注意が、自分だけでなく、一緒にお酒を飲んでいる親しい方の命を脅かすことにつながりかねません。

 飲酒に関する正しい知識を深め、法律を遵守し、近隣の方々や店舗などへの迷惑にならないよう、社会人としてのマナーと節度を守った飲酒を心がけてください。

アルバイト就業についての注意

 アルバイトを始める場合、法令に違反するものは絶対禁止ですが、その職種・雇用条件等を十分確認し、教育的及び健康上好ましくない職種等には従事しないでください。

 SNSやインターネットの掲示板には、仕事の内容を明らかにせずに著しく高額な報酬の支払いを示唆するなどして犯罪の実行者を募集する投稿が掲載されています。簡単に高収入を得られるなら、と応募して、強盗や詐欺といった犯罪に加担することとなり、逮捕されるという事案が後を絶ちません。

 強い警戒意識と注意が必要です。既に掲示されている文部科学省からの「闇バイト」に関する注意を理解し、「闇バイト」等により、アルバイト感覚で犯罪に加担してしまうことがないよう、注意してください。

カルト団体・不審者等に関する注意

 宗教カルト集団や不審な団体は巧妙な手口で勧誘をしてきます。自分だけは大丈夫と思っている人ほど注意が必要です。また、破壊的カルト団体などの反社会的団体が、大学内外問わず近隣やSNS等の場で勧誘を行ったり、不審者に執拗に声を掛けられたりすることがあります。

 流暢な会話や何気無いアンケート、大学のサークルを騙る団体、交友関係やSNSなどを利用した勧誘に対して、その場の雰囲気に流されて個人情報を安易に教えたりすることなく、毅然と対処しましょう。

 大学周辺においても痴漢、ストーカー、住居侵入などの犯罪被害が発生しています。

 特に一人暮らしをしている学生の人は夜間の外出、夜道での単独行動は避け、外出や就寝時の戸締まりを徹底し、十分に注意して生活してください。

 学外において不審者に遭遇したり、見かけるようなことがある場合、すぐにその場を離れ、警察に電話してください。そのうえで、学生部に連絡してください。

 学内においても貴重品や傘などの紛失・盗難が発生しています。学内に限らず、貴重品は常時身に着け、傘には自分のものと分かるように記名するなど自己管理をお願いします。

 常に防犯意識をもち、犯罪被害に遭わないよう注意してください。

消費者トラブルに関する注意

 本学学生は民法規程上、成年年齢(成人)となります。親の同意なく契約することができるということですが、様々な契約トラブル等に遭遇するリスクも大きくなります。つまり、それだけ一個人としての責任が伴うということです。「うまい話」や「あまい言葉」にはまず警戒し、被害に遭わないよう不要なものはきっぱり断りましょう。普段から様々な消費生活トラブルに関心をもち、詐欺や悪質な商法に自身が巻き込まれることのないよう注意を払うことが大事です。

 なお、消費者被害の救済については、関係官公庁による各種相談窓口等が用意されています。いざという時には積極的に利用しましょう。不安や心配等がある場合は、本学学生支援係あるいは各種相談窓口等に相談してください。

海外渡航時の危機管理

 海外渡航時は、交通事故・窃盗・強盗・詐欺など、様々な被害に遭う可能性も高くなります。

旅行等で海外に出かける場合や、留学生が一時帰国する場合は、必ず事前に「海外渡航届」を提出してください。

 なお、海外安全情報等をあらかじめ調査のうえ適切に渡航の是非を判断し、必要な準備を行い、無理なプランは避けるとともに、旅行中は身辺の安全確保、体調管理に十分注意してください。

災害発生時の対応

 学内で災害に遭った場合、まず自分の身の安全を確保し、避難時は教職員の指示に従ってください。災害はいつ発生するかは誰にも分かりません。慌てないためにも普段から避難経路を把握しておきましょう。また、大学で実施される防災訓練には参加することが大切です。

 学外で災害に遭遇した場合は身の安全を確保し、落ち着いたところで必ず安否状況を家族に知らせるとともに「SECOM安否確認アプリ」を使って大学に知らせてください。

懲戒処分について

 本学の規則に違反し、または学生としての本分に反する行為は、懲戒(退学・停学・訓告)の対象となります。 表1 『宮崎学園短期大学学生の懲戒処分に係る標準ガイドライン』

 対象となる行為には、犯罪、飲酒、交通事故等に関することなど、身近な行為が原因となることもあります。また、試験でのカンニング等の不正行為を行った場合も、懲戒の対象となります。

 なお、懲戒処分を受けた場合、進級・卒業が遅れる場合があるだけでなく、授業料免除や奨学金が取り消される等の不利益を被る場合があります。