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卒業生からの手紙

2015年に宮崎学園短期大学は創立50周年を迎えました。50年という長い年月の中で、本学から多くの卒業生が巣立ちそれぞれのフィールドで活躍されています。
卒業生を代表して6名の方に50周年を迎える本学に対する思いと後輩となる方々へのメッセージをいただきました。

金川 まき子 (保育科 昭和48年卒業)

宮崎女子高校(現 宮崎学園高校)出身

入学志望の理由

幼稚園教諭になりたかったからです。

短大時代の思い出

全学キャンプ
星を見ながら語り明かしました。

学友会活動
ガリ版や印刷に苦労しました。

教育及び保育実習
担当教官や園長先生には、今でも感謝の思いを強く持っています。

宮崎女子高校(現宮崎学園高校)から宮崎女子短期大学(現宮崎学園短期大学)に進み、いろいろな人達に出会うことができました。
その後もその事によって多くのご縁ができ、幼稚園の先生という仕事を続けることができました。

現在は、通信教育で資格取得を目指している学生にピアノなどの実践指導を行っています。
学生時代は二年間は短い期間であるけれども、その分凝縮されていると言えます。
勉強する権利を持っている間に、自分の能力をフルに活かしていろいろなことを吸収して欲しいと思います。

私は宮崎学園が母校であることに誇りを持っています。

黒木 濱子 (保育科 昭和54年卒業)

奈良県立髙田高校出身
一真保育園 園長

入学志望の理由

「他の大学の教授をしている夫から「すべての面で充実した立派な学園だよ」と勧められたからです。

短大時代の思い出

素晴らしい教育
きめ細やかに行き届いた教育がなされていました。

保育園を開設して37年、現在3つの園を運営しておりますが、3園とも宮崎学園短期大学出身の保育士がほとんどです。
後輩達の素晴らしい保育のおかげで、常に入所希望者が定員を超える状況で、ありがたく感謝しております。

私は、4人の子どもを育てながらのママさん学生として、42歳のときに入学しました。
私の人生の中で、短大時代の2年間ほど充実していた期間はありません。

娘、そして孫娘も宮崎学園短期大学を卒業後、保育士として本園で活躍しており、娘孫の三世代で宮崎学園短期大学の卒業生であることを誇りに思っております。

櫻田 ルミ (保育科 平成5年卒業)

宮崎女子高校(現 宮崎学園高校)出身
宮崎学園短期大学附属 清武みどり幼稚園

入学志望の理由

幼い頃から保育士になるのが夢で、まわりの保育士さんが宮崎学園短大卒の方ばかりだったので、迷わず選びました。

短大時代の思い出

実践的な授業
中でも、クラスで取り組んだ「オペレッタ(みにくいあひるのこ)」を園児の前で発表した時は、皆一生懸命取り組みました。

短大卒業後、夢であった「保育士」になることができました。
幼児期の大切な時間を預かる貴重な仕事ですが、個性豊かでかわいい子ども達とともに泣いたり笑ったり、日々色々なことに挑戦しながら自分も勉強させていただいています。

短大時代、自分の夢をかなえるための授業はいつも新鮮で、自分が保育士になって働く姿を想像しながら夢中で講義を受けていました。
そして、建学の精神である「礼節と勤労」では、人として大切なことを教わりました。

他にも運動会や文化祭や、同じ目標を持つ仲間との日々、応援して下さる先生・・・。
どれも楽しかった時間が色濃く思い出せます。
あっというまの2年間です。

一日一日を大切にしながら、充実した時間と楽しい学生生活を過ごしてください。きっと素敵な宝物が出来ることでしょう。

二宮 有希子 (保育科 平成13年卒業 / 専攻科福祉専攻 平成14年修了)

日南高校出身
宮崎県立みなみのかぜ支援学校 勤務

入学志望の理由

将来について明確な目標が持てず、進路で悩んでいた私に、高3時の担任の先生が、私の適性と、本学の社会的信頼度の高さから、受験を勧められ決意しました。

短大時代の思い出

実習
日誌と教材作りに追われ、友達と励ましのメールを送り合いながら乗り切りました。

友情
今も変わりなく続いていて、私の一生の財産です。

短大時代を振り返り改めて思うことは、宮崎女子短期大学(現宮崎学園短期大学)で過ごした三年間が自分の土台を作ったといっても過言ではないということです。
三年間で私は、自分の明確な夢を見つけることができ、そして今もこれからも大切にしていきたい友人達にも出逢うことができました。

私は今、県内の支援学校に勤務しています。
保育科・専攻科で過ごす中で、障害のある子供たちに携わる仕事に就きたいと願うようになり、今、学生時代の思いが現実になったことに喜びを感じています。

“人生はいつも挑戦です”。
歳を重ねる度につい新しいことに挑戦することを恐れ、無難な道を歩もうとしてしまいがちですが、若いからこそできることがあります。
失敗を恐れず自分の夢に向かい、いろいろなことに挑戦して下さい。

「学生の本業は学業」と言われますが、後輩の皆さん、大いに学び、友との時間を大切にし、かけがえのない青春時代を実りあるものにして下さい。

黒木 裕子 (保育科 平成15年卒業 / 専攻科福祉専攻 平成16年修了)

宮崎商業高校出身
介護老人保健施設 春草苑 勤務

入学志望の理由

子どもの頃から保育士になるのが夢でした。しかし祖父が高齢者施設に入所したことがきっかけで介護福祉士にも興味を持ちました。

短大時代の思い出

実習
認知症高齢者とうまくコミュニケーションが取れず辛い事もありましたが、クラスメイトと励まし合いながら取り組みました。

保育科ではピアノの試験に向けて空き時間に練習したことや音楽療法、専攻科では手話や食事介助などの実技練習が懐かしい思い出です。

現在、入社11年目。
上司や先輩方の指導を受けながら、認知症とは何か、尊厳とは何かを日々研鑽し認知症ケアに携わっています。
ADL(日常生活動作)が少しでも上がった時や、笑顔が見られた時に仕事の喜びとやりがいを感じています。
また、短歌・書道・民謡などのクラブ活動や排泄などのセルフケアにも同僚と協力しながら取り組んでいます。

今、施設には5名の後輩がおり認知症高齢者の気持ちに寄り添いながら切磋琢磨し仕事に取り組んでいます。
母校がこれからも人間味あふれた人材を輩出できるように心より願っております。

後輩の皆様、授業や実習で学んだ事をより多く身につけて社会人になった時に活かせるよう頑張ってください。

河野 あゆみ (人間文化学科 医療事務・医療秘書コース 平成19年卒業)

延岡東高校出身
古賀総合病院 勤務

入学志望の理由

医療秘書コース第1期生になれることと、医療に関する知識や実践的な技術をを多く学ぶことで就職後即戦力として働くとこができると思ったからです。

短大時代の思い出

イベント・行事
第1期生だったこともあり、どんな時も団結し行動していました。みんなと過ごした2年間はとても充実した時間でした。

短大を卒業し、社会人になってもうすぐ7年目を迎えます。
現在は「MS(メディカルセクレクター)」として、病棟での事務作業や電話対応、院内診断書の代行などを行っています。

就職してから実感するのは、コミュニケーションの大切さ、特に相手を思いやる心や言葉遣いです。
私が仕事を続けられている理由の一つは、短大時代の「礼節」の授業のおかげです。
皆さんにとって、将来役に立つ場面が必ず来るので、「礼節」の授業を受ける際は感謝の気持ちを以て取り組んでほしいなと思います。